●テニス、

川口市のよく私と遊んでくれた優しい高敬勲先生は、テニスが好きなので、共通の話題を作っておきたかったので、近くにある「富士見テニスクラブ」に入会してしまった。しかし、30年以上、会員になっているにも関わらず、あまりにも運動神経が鈍いので、人とラリーやゲームに誘われることもない。隣で、コートで打っている人達に劣等感を感じながら、壁打だけしていた。そのうちに、コートに出て打つよりも壁打ちの方を好むようになっていた。何度か、辞めようと思ったが、オーナーの奥さんの和代さんは、患者さんを沢山連れてきてくれ、何時も助けられているので、ずっと続いています。もう、かなり古株の会員になっている。しかし、私の性悪のためか、毎年、行われているという、開業記念パーティ、忘年会や新年会に誘われたこともない。私は鈍いだけでなく、人に教えるのは好きだが、教わるのは大嫌いなので、テニスなどのスポーツが上達しようがない。私には、脳に習うための容量がない、それだけでなく、教わって思考するというエネルギーを使う体力もない。高先生は、リベラルなのだが、テニスクラブの会員さんは、上流で上品、体制寄りの保守的な人が多く、どうも近寄りがたい。会員さんと政治的な議論してまい、私はさんざん罵られたことがあった。しかし、私を理解してくれる人もいる。辞めてしまったが佐伯さんは、思想的にリベラルで気があった。ドンキの前で靴屋さんをしている石渡さんもリベラルでとても気が合い時々、会って政治的な議論をしています。私が壁打ちしていると、見るに見かねてオーナーのママの和世さんが私に的を射ているアドバイスしてくる。指摘されて「あ、そうか」と。和世さんは頭がよく、考えが斬新でリベラル、だから気が合う。私もそうだが、クラブの会員さんは、気遣うクラブのママの和世さんの人柄に惹かれて入っている人が多いようだ。オーナーのよっちゃんは、頑固者でストレート、実直、昭和時代のおやじっていう感じ、相補性で夫婦関係がうまくいき、アットホームなクラブにしているのだ。かつて、インターハイ、全日本で準優勝の実績のあるクラブの息子さんの智弘さんが、タへな私と相手してくれる。ご夫婦さんのおかげで、運動音痴な私でも少しはラリーができるようになりました。ときどき、高先生が、智弘さんとラリーしに埼玉からやってきます。その後、高先生と食事するのが楽しみになっている。持病のぎっくり腰と右膝の変形性膝関節痛が治ったら、智弘さんに打ってもらって、うまくなって高先生をびっくりさせてやろう。私は、智弘さんと打ってもらってから「テニスが変った」と、よく言われる。テニスが好きな人、これから、テニスをやってみたい人、富士見テニスクラブに来てください。智弘さんと打ってみて下さい。変身するかも?小田原を去った古井先生、また、テニスを誘ってってください。