進化
中学1年の時、被暗示性の非常に強い私ですら、理科の川島先生から刷り込まれた進化は、死後の世界、霊、神、UFOの存在を神秘的から懐疑的なものにした。地域的変異が持続されると形態や生態の違う亜種が生じ、両者間で交配ができなくなって新種になる。進化は、突然変異で変異体が作られ、生殖や生存に有利な変異が選択され、不利な変異は淘汰されて自己形成進化する。HOX遺伝子にスイッチが入り、他の機能を持つ遺伝子にスイッチが入って体が形成されるが、ブラキエーション、ナックルウォーキングしていたヒトの進化もHOX遺伝子の突然変異で直立した。直立したヒトは、第1の革命という道具を体の1部として利用する他体形成進化し、この道具使用で顎の使用が減り、筋肉が弱まり抑制されていた頭の骨がHOX遺伝子の突然変異で解放されて大脳化、顎の退化が生じた。第2の革命で、火を手にしたヒトは、肉に熱エネルギーを加えることでタンパク質に化学変化を起して栄養価が高まり、大きくなった。第3の革命で、野生の稲は、湿地が枯れると種をつけることを発見したヒトは、野生種から遺伝子を変異させて作った稲の突然変異種を用いて農耕を始めた。進化論は、ダーウィンの自然選択理論とメンデルの法則が融合して確立されたが、社会、経済、心理、感情、行動、形質、病気などの系統を作るものは環境への適応として獲得されたもので進化の対象とみなされ、すべての現象は進化的視点から見るべきである。侵略ではなく解放したのだなどと平然と偏った歴史観を披瀝する安倍首相や御用メディアと異なり、近年、ローマ法王は、進化を唱えた人たちに不遇の歴史を認め、かつて、教会が行った彼らへの行為を謝罪した。

野生の稲は湿地に生えるが水が枯れると種をつける性質があることを見つけた先祖は農耕を始めた ダーウィンは、ヒトは猿から進化したと言ったため、風刺画を描かれ、嘲笑された。 ダーウィンは、ある特徴が発達するのは、その方が都合良いからだという。顎が小さい方が会話には都合が良い、顎の前突、空隙は、会話には都合が悪かった。 進化論を教えてしまった高校教師は裁判所でつるし上げられたモンキー裁判。